シュタインズ・ゲートを見た世界線

シュタインズ・ゲートを見ました。

リゼロファンの癖にループモノの金字塔とも名高いこの作品を見てこなかったのはなぜか…? もちろん存在は知っていたし、この数年間は見なければと半ば使命感に駆られていた。だがしかし、友人がすごく勧めてきたのだ。天邪鬼な僕はどうしても勧められるとめんどくさくなってしまう。あれ?面白いよーくらいなら全然いいけど、絶対見た方がいい!なんて言われた日にはもう萎えてしまう、天性の弱虫さ。しかしまあ結果として見てよかった。面白かった。映画や二期もあるので近いうちに絶対見ようと思う程度に面白かった。以下内容について感想。

 

とはいえ、一周しただけで細かい内容まで把握していないので俗的な感想+好みの話。まず牧瀬紅莉栖のツンデレ。最高だ。安易に赤面しないのがいいな。後半は赤面まくってたけど。ツンデレはさ、もちろん恥ずかしがるところが一番かわいいに決まってるんだけどその時にメスっぽい顔されるとちょっと違うんだよな個人的に。そういう顔はセクハラされたことに気づくときとかがいい。クリスティーナはかなりセクハラもされてるか…。ならよし。青春時代を俺ガイルに殺されたせいか、関係性には「本物」を求めてしましがちなのでお互いに遠慮がない助手とおかりんがカップリングとして推せるかな。この理論で行くと、よもゆめは少しずれるんだけどなんでだろう。新たな扉開かれたなあ。いや、でも夢芽さんが心開いたのか蓬に。夢芽さんは蓬に遠慮しないだろうな。遠慮しないってのは気を遣わないってことはまた違うんだけど。ていうか遠慮しない関係性ではなく「本物」の関係性を求めているので遠慮しないって言葉はそもそも的を得てない。蓬は夢芽のことめっちゃ気に掛けるし、大切にするんだけど、それって蓬らしくないんだよ。本来ね。おれの解釈だよ。蓬はもちろんめっちゃ優しいから誰にでも手を差し伸べるタイプではあるけど、相手の手を掴みに行くまではしないんだよなあ。夢芽にだけだよ。わかってんの夢芽さん。めっちゃ愛されてんだからね?!!

ああ、シュタインズ・ゲートから話が逸れてしまった。戻そう。くりすとおかりんの掛け合いはなかなかいいものだよね。ヒロイン力がえぐい。物語中盤では、まゆしぃへの気持ちが爆発してたけど、掘り下げないのがまたよかったね。逆に。言うまでもないことだし、幼馴染への感情が成長とともに変化している可能性を示唆してしまうとまた話の軸がぶれる。まあヒロインの話はこのくらいで。バイト戦士かわいい。

話としては、もちろん2クール目、ラボへの襲撃が始まるところから本命であり、評価が上がるところだと思う。がーっと伏線回収していくからね。伏線回収というより物語を遡っていくから、最近のPVのラスサビ前の巻き戻しみたいな感じだけど。でも実はおれは前半から普通に好きなんだよな。鎧武の前半とかも好き。結局日常系が好きなんかな。あとこの後なんかある感が好き。めっちゃ嫌な言い方すると、話が本題に入ると底が見えるんだよな。そこはそこでもちろん面白いけど、これからどうなるんだろうってわくわく感は減るかも。ハルヒとか全然本題入らないからいいよね。涼宮ハルヒの消失は間違えなく傑作だけど純粋な好みはアニメ部分かなみたいな。とか言ってるけど、後半は普通に夢中で見てました。もう止まらなかったです。よかったのはバイト戦士の失敗したですね。それからラスト2話、OPが2番になるのは泣いた。歌詞が天才。あと、そのラスト2話のエクストラステージ感好きなんだよね~。コードギアスシュナイゼル~ゼロレクイエムとか、ダイナゼノンもいったん日常が戻ったのよかったよね。物語のぶつ切り感がないのと、満足の上を行く感じが好きですね。

今は異世界物が主流だから中二病キャラって成り立たないというか個性として弱いからあんまりいないけどおかりんは最高だった。みんなキャラがしっかりしてて見やすい。

まとまらないけど満足したので終わり。シュタインズ・ゲートは絶対見ろ